この夏、佐原商工会議所・香取市商工会主催の創業塾に参加しました。
8月20日のプレセミナーをふくめ、計5回のビジネス講座はすべて無料。
補助金申請の権利をいただけるものですが、それ以上に大きな気づきをたくさんいただけました。
今回は、特に心に刺さった3つの言葉についてまとめたいと思います。
私の心に刺さった3つの言葉

その1「創業者には、”強い熱意”が必要」
個人事業主としてやってきた私にとって、これは激しく同意できる言葉でした。
- 熱意がないと続かない
- 熱意が人を動かす
「なぜそれをやるのか?」という創業者の本音にせまる部分です。
社会のためにとか、
日本のためにとか、
そんな綺麗事ではなく、
もっと欲望に直結した想いこそが、強い熱意となるはず。
逆にこの熱意がないと、ちょっとしたことで心が折れます。
事業で稼ぐのって本当に体力がいるし、メンタルも強くないと生き残れないんですよね。
個人事業をしている私は、まずこのフレーズに深く共鳴しました。
その2「創業計画書を作らない事業者は9割が廃業している」
二つ目のこの言葉は、数字が苦手な私にとって衝撃でした。
だって、アーティフィシャルフラワー教室の開業では創業計画書を作らなかったから・・
それでもなんとかやってこれたのは、
- 自宅だったので家賃がかからなかったから
- 一人運営で人件費がかからなかったから
ということでしょう。
まったくお恥ずかしい話ですが、店舗を構えるとなったらそうはいきません。
初期の設備投資も大きいですし、月々のランニングコストも大きくのしかかります。
創業計画書を書き進めると、”課題が見える→指摘が入る→もう一度考え直す”という工程をふむことができました。
実際に走り出したら、計画書どおりには行かないと思います。
でも事前に、損益シミュレートをすることの重要さに気づくことができました。
その3「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」
この言葉は、京セラ創業者の稲盛和夫氏の経営哲学です。
新しいことを成し遂げるには、まず「こうありたい」という夢と希望をもって、超楽観的に目標を設定することが何よりも大切です。
しかし、計画の段階では、「何としてもやり遂げなければならない」という強い意志をもって悲観的に構想を見つめなおし、起こりうるすべての問題を想定して対応策を慎重に考え尽くさなければなりません。
そうして実行段階においては、「必ずできる」という自信をもって、楽観的に明るく堂々と実行していくのです。
ほんと身に染みます。
ついつい、「たぶんこれぐらいイケるかな」「経費はこの程度でしょう」と、自分にとって都合よく計算しがちな私。
でもこの楽観と悲観のバランスこそが、長く続けるための考え方ってことですよね。
リビング咲楽の構想をするときはワクワクしながら、
でも数字を詰める段階では冷静にリスクを想定し、
いざ行動するときは思い切って“やってみる”を選ぶ。
ここに記すことで忘れないようにしたいと思います!
おわりに

香取市創業塾で学ばせていただいたことを胸に刻み、これからもアクティブに行動していきます。
きっと、理想どおりにいかないことの連続なんだろうなぁ・・💦
それでも、一つ一つの出会いを大切に育てていきたいと思います。
創業塾への申し込みフォームを送るときは、「既存の事業もあるのに、私やっていけるかな」とためらいもありました。
でも今は、創業塾に参加したおかげで、熱気あふれる創業仲間たちと出会えましたし、背中を押してくれる商工会アドバイザーの方々と繋がることもできました。心より感謝いたします。
・・・さ〜てと!
しばらくは馬車馬になるぞー😆

